毎日(まいにち) 雨(あめ)が 降(ふ)ります。
だから、山(やま)に 行(い)けません。
でも、どこかへ 行(い)きたい なぁ〜

というわけで、小旅行(しょうりょこう)を 計画(けいかく)しました。
天気(てんき)が 悪(わる)くても、楽(たの)しい 計画(けいかく)です

7:20
いつもより、早(はや)く 家(いえ)を 出(で)ました。
地下鉄(ちかてつ)で 山科駅(やましな えき)へ。
7:58
いつもなら、湖西線(こせいせん)に 乗(の)りますが、今日(きょう)は 琵琶湖線(びわこせん)に 乗(の)りました。
車内(しゃない)は、通勤(つうきん)や 通学(つうがく)の 人(ひと)で いっぱいでした

よしえ虫(むし)は ラッシュの 電車(でんしゃ)に 慣(な)れていない ので、よろよろ しながら 立(た)っていました。
石山(いしやま)


安土駅(あづち えき)を 通過(つうか)すると、トンネルが あります。
ここは 左手(ひだりて)が 安土城址(あづちじょう あと)、右手(みぎて)が 繖山観音寺城址(きぬがさやま かんのんじじょう あと)です。
2010年(にせんじゅうねん)2月(に がつ)に 『みんちり』で、探査(たんさ)に 来(き)たことがあります。
彦根(ひこね)に 着(つ)くころ には、ラッシュの 気配(けはい)も 消(き)えて、冷房(れいぼう)だけが 人(ひと)ごみを 意識(いしき)している かのよう でした。
ちょっと おなかが すいてきました。
でも、何(なに)も 持(も)って きていません。
次回(じかい)は、朝(あさ)ごはんを 持(も)って こようと 思(おも)いました。
米原(まいばら)で 電車(でんしゃ)が 短(みじか)く なりました。
囲(かこ)われた ホームには 新幹線(しんかんせん)が 止(と)まっていました。
田村駅(たむら えき)で 大学生(だいがくせい)たちが 降(お)りて いきました。
すると、車内(しゃない)は ほとんど 人(ひと)が いなくなって しましました。
長浜駅(ながはま えき)で、琵琶湖(びわこ)が 眺(なが)められました。
対岸(たいがん)に 近江高島(おうみたかしま)が 見(み)えました。
いつもとは 反対方向(はんたいほうこう)から 見(み)るだけなのに、とても 遠(とお)くまで 来(き)たような 気分(きぶん)に なりました。
長浜駅(ながはま えき)を 出(で)ると、線路(せんろ)は 湖岸(こがん)から 離(はな)れて いきます。
だんだん 行く手(ゆくて)が 狭(せば)まった ところに、賤ヶ岳(しずがたけ)が ありました。
比較的低(ひかくてき ひく)い 山(やま)が、複雑(ふくざつ)な 地形(ちけい)を 作(つく)っていました。
そして、そんな山(やま)に 抱(いだ)かれるように、余呉湖(よごこ)が 佇(たたず)んでいます。
静(しず)かで 神秘的(しんぴてき)な 湖面(こめん)が、鏡(かがみ)のように 輝(かがや)いて いました。
よしえ虫(むし)は、歴史的(れきしてき)な 合戦(かっせん)に 思(おも)いを はせつつ、車窓(しゃそう)に 流(なが)れていく 景色(けしき)を 眺(なが)めました。
9:30
終点(しゅうてん)、近江塩津駅(おうみしおつ えき)に 着(つ)きました。
ここから、敦賀(つるが)へ 行(い)く人(ひと)と、近江今津(おうみいまづ)へ 行(い)く人(ひと)に 別(わか)れました。
小(ちい)さな 集落(しゅうらく)に、立派(りっぱ)な 鳥居(とりい)が ありました。
改札(かいさつ)へ 向(む)かう 通路(つうろ)は、タイムトンネルの ようでした。
そのトンネルを 通(とお)ると ひなびた 改札口(かいさつぐち)が ありました。
さて、ホームに 戻(もど)りましょう。
近江今津行(おうみいまづ ゆ)きの 湖西線(こせいせん)が きました。
この列車(れっしゃ)は 寒(さむ)くありませんでした。
奥琵琶湖(おくびわこ)の 複雑(ふくざつ)な 地形(ちけい)を 抜(ぬ)けると、間近(まぢか)に 竹生島(ちくぶしま)が 見(み)えました。
いつもは、遠(とお)くから 小(ちい)さく 眺(なが)めるだけ だったので、実際(じっさい)の 大(おお)きさを はじめて 体感(たいかん)しました。
こんどは、観光船(かんこうせん)にも 乗(の)って みたいです。
駅前(えきまえ)の 商店街(しょうてんがい)は まだ ひっそりと していました。
10:10
新快速(しんかいそく) 姫路行(ひめじ ゆ)きが 到着(とうちゃく)したので、乗(の)って 発車(はっしゃ)を 待(ま)ちました。
湖西線(こせいせん)は いつも 乗(の)りますが、午前(ごぜん)に 京都方面(きょうとほうめん)に 向(む)かったことが ありませんでした。
梅雨(つゆ)が 明(あ)けたら 湖水(こすい)に 浸(つ)かりに 来(こ)ようっと

東(ひがし)から 陽光(ようこう)を 浴(あ)びる 湖西湖岸(こせいこがん)は、砂(すな)の 白(しろ)さが 増(ま)し、水(みず)が 抜(ぬ)けるような 空の色(そら の いろ)を 映(うつ)し、水際(みずぎわ)には ぽつぽつと 釣り人(つりびと)が おり、松林(まつばやし)に 縁(ふち)どられた 絵画(かいが)の ようでした。
比良山系(ひらさんけい)は 夏山(なつやま)の 様相(ようそう)を 呈(てい)していました。
でも、尾根付近(おねふきん)の 谷(たに)には 大規模(だいきぼな)な 土砂崩(どしゃくず)れの 跡(あと)も そこここに 見(み)られました。
10:40
堅田駅(かたた えき)で 普通列車(ふつうれっしゃ)に 乗り換(のり か)えました。
ここから 一駅(ひとえき)で…
雄琴温泉(おごとおんせん)

遠回(とおまわ)り してきたので、なんだか 遠(とお)くの 温泉(おんせん)に きたようです

それに、一仕事(ひとしごと)したような 充実感(じゅうじつかん)もあって、いつもより 気分(きぶん)が 高揚(こうよう)しました。
ちょっと 遅(おそ)めの 昼ご飯(ひるごはん)は

赤地鳥の塩焼(あかじどり の しおやき)

マッサージチェアにも 座(すわ)って

リラックスチェアーで 読書(どくしょ)も して

あー、シアワセ
