2019年06月17日

日(ひ)は 西(にし)に 月(つき)は 東(ひがし)に

今年(ことし)は 西日本(にしにほん)の 入梅(にゅうばい)が 遅(おく)れている。
そして、今夏(こんか)の 気象(きしょう)も 危(あや)ぶまれる。
渇水(かっすい)か、大雨(おおあめ)か、冷害(れいがい)か…
心配(しんぱい)が 押し寄(おし よ)せてくる。

しかしながら、夏至近(げし ちか)い この時期(じき)は、19:00を 過(す)ぎても 空(そら)が 明(あか)るい。
長(なが)い 一日(いちにち)を、存分(ぞんぶん)に 活用(かつよう)できる。
だから、よしえ虫(むし)は ときどき 夕方(ゆうがた)から 山(やま)に 行(い)く。
授業(じゅぎょう)が 早(はや)く 終(お)わった 時(とき)などに、雨(あめ)の 心配(しんぱい)がなければ、いそいそと 山支度(やまじたく)をして 出(で)かけてゆく。
京都(きょうと)の いいところは、遠(とお)くまで 行(い)かずとも、国有林(こくゆうりん)を 擁(よう)する 山塊(さんかい)が あることだ。
しかも、歴史的遺構(れきしてき いこう)がある。
近(ちか)くの 山(やま)には、戦国時代(せんごくじだい)に 山城(やまじろ)が 築(きず)かれていた。
室町将軍(むろまちしょうぐん)が 逃げ込(にげ こ)んだ 本陣跡(ほんじんあと)もある。

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よしえ虫(むし)は 山(やま)に 入(はい)ると、軍師(ぐんし)に 変身(へんしん)する。
頭(あたま)は 戦国時代(せんごくじだい)に 飛(と)んでゆく。

【軍師(ぐんし)ごっこ】
城門遺構(じょうもんいこう)の 前(まえ)では、味方(みかた)に 撃(う)たれないように、合図(あいず)を 送(おく)らねばならない。
柏手(かしわで)を 打(う)つように、手(て)を たたく。
すると、門(もん)は 内側(うちがわ)から 開(あ)けられる。
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道(みち)の 両側(りょうがわ)に 一人(ひとり)ずつ 見張(みは)りの 足軽(あしがる)が 立(た)っている。≪と、想像(そうぞう)している≫
目見張(みは)り ご苦労(くろう)手(パー)
足軽(あしがる)は 槍(やり)を 捧(ささ)げて 敬礼(けいれい)した。
足軽(あしがる)「異常(いじょう)ござりません」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫

城内(じょうない)に 進(すす)み 入(い)ると、向(む)こうから 鳥部守(とりべのかみ)が やってきた。≪と、カラスを 見(み)ながら 想像(そうぞう)している≫
目今日(きょう)は やけに にぎやかではないか。なんぞ あるのか?
鳥部守(とりべのかみ)「御館様(おやかたさま)が 連歌会(れんがのかい)を 催(もよお)されるとな」≪と、カラスが 言(い)っていると 想像(そうぞう)している≫
目なるほど、それで みな ノドの 鍛錬(たんれん)に 余念(よねん)が ないのだな演劇
鳥部守(とりべのかみ)「虫守殿(むしのかみどの)も 参(まい)られるので ござろうな」≪と、カラスが 言(い)っていると 想像(そうぞう)している≫
目いや、それがのう…
鳥部守(とりべのかみ)「なんぞ 御用(ごよう)でも?」≪と、カラスが 言(い)っていると 想像(そうぞう)している≫
目先約(せんやく)が あってのう…
鳥部守(とりべのかみ)「なんとなexclamation虫守殿(むしのかみどの)の ご自慢(じまん)が 聞(き)けぬとは 残念(ざんねん)な ことよバッド(下向き矢印)≪と、カラスが 言(い)っていると 想像(そうぞう)している≫
目すまぬな手(パー)

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尾根道(おねみち)には 数多(あまた)の 鳥(とり)が 啼き競(なき きそ)っている。
目なるほど、城中(しろじゅう)の 歌(うた)の 名手(めいしゅ)が いろめきたっておるのう演劇≪と、想像(そうぞう)している≫
特(とく)に ウグイスが 老長(ろうた)けていた。
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鶯守(うぐいすのかみ)「虫守殿(むしのかみどの)、いかがでござろう?」≪と、ウグイスが 言(い)っていると 想像(そうぞう)している≫
目今宵(こよい)は 鶯守殿(うぐいすのかみどの)が 手柄一番(てがらいちばん)だな手(パー)
鶯守(うぐいすのかみ)「いやいや、虫守殿(むしのかみどの)には かないますまい」≪と、ウグイスが 言(い)っていると 想像(そうぞう)している≫
目残念(ざんねん)だが、今宵(こよい)は ご披露仕(ひろう つかま)れぬのじゃバッド(下向き矢印)
鶯守(うぐいすのかみ)「なんとexclamationそれは、御館様(おやかたさま)も 残念(ざんねん)がるであろう」≪と、ウグイスが 言(い)っていると 想像(そうぞう)している≫
目うむ、いたし方(かた)あるまい。御館様(おやかたさま)に 御目通(おめどお)りして 詫(わ)びるつもりじゃバッド(下向き矢印)
鶯守(うぐいすのかみ)「そうなされるがよい。後(のち)ほど 参上仕(さんじょう つかまつ)ると 御館様(おやかたさま)に 申し上(もうし あ)げてくれ」≪と、ウグイスが 言(い)っていると 想像(そうぞう)している≫
目あい、わかりもうした手(パー)

山科分岐(やましなぶんき)に さしかかった。
ここにも 見張(みは)りの 足軽(あしがる)が いる。≪と 想像(そうぞう)している≫
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目見張(みは)り 大儀(たいぎ)じゃ手(パー)
足軽(あしがる)は 槍(やり)を 捧(ささ)げて 敬礼(けいれい)した。
足軽(あしがる)「異常(いじょう)ござりません」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目今日(きょう)は 月夜(つきよ)ゆえ 夜襲(やしゅう)は なかろう満月
足軽(あしがる)「軍師殿(ぐんしどの)も 歌会(うたかい)へ 参(まい)られまするか?」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目いや、今宵(こよい)は 萬燈籠(まんどろ)の宴(うたげ)が あるゆえ 館(やかた)に 戻(もど)らねばならん家
足軽(あしがる)「さようで ござりまするか」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目東人(あずまびと)には 東歌(あずまうた)が なつかしゅうてのう満月
足軽(あしがる)「わたくしも ふるさとが 恋(こい)しゅうなりました」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目では、見張(みは)り ぬかりなきようにな手(パー)
足軽(あしがる)「かしこまりました手(パー)≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫

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分岐(ぶんき)した 尾根(おね)を 先(さき)に 進(すす)むと、沢ノ川(さわのかわ)に 出(で)る。
ここは、水軍(すいぐん)の 兵站地(へいたんち)である。≪と 魚(さかな)を 見(み)ながら、想像(そうぞう)している≫
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目新兵(しんぺい)も 順調(じゅんちょう)に 仕上(しあ)がってきたようだな手(パー)
楢守(ならのかみ)「これは これは 軍師殿(ぐんしどの)手(パー)≪と ミズナラが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目楢守殿(ならのかみどの)も 歌会(うたかい)へ 参(まい)られるか?
楢守(ならのかみ)「いや、拙者(せっしゃ)は 不調法者(ぶちょうほうもの)ゆえ 失礼(しつれい)させてもらった」≪と ミズナラが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目はっはっはexclamationそれでは 今夜(こんや)の 城内見張(じょうない みは)りは 不調法者(ぶちょうほうもの)ばかりになるのうわーい(嬉しい顔)
楢守(ならのかみ)「いかにもexclamationはっはっはっはっわーい(嬉しい顔)≪と ミズナラが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫

沢ノ川(さわのかわ)から 毘沙門谷(びしゃもんだに)に 入(はい)る。
ここには 仁明天皇 女御 藤原順子(にんみょうてんのう にょうご ふじわらののぶこ)の 眠(ねむ)る 後山階陵(のちの やましなの みささぎ)がある。
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目今日(きょう)は 尼君(あまぎみ)に 御目通(おめどお)りしてゆこうぴかぴか(新しい)
すると、上(うえ)から 突然(とつぜん) 黒い羽虫(くろい はむし)が 顔(かお)を めがけて 飛(と)んできた。
目曲者(くせもの)むかっ(怒り)むかっ(怒り)むかっ(怒り)
刀(かたな)を 振り抜(ふり ぬ)いて 成敗(せいばい)した。≪と、想像(そうぞう)している≫
目尼君(あまぎみ)を 狙(ねら)うとは どこの手(て)の 者(もの)かexclamation&question
尼君(あまぎみ)「虫守殿(むしのかみどの) かたじけのうございます」≪と 尼君(あまぎみ)が 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目尼君(あまぎみ)も 歌会(うたかい)へ お出(で)ましになっては いかがかな?
尼君(あまぎみ)「いいえ、今日(きょう)は かようなことも ありましたゆえ 静(しず)かにしております」≪と 尼君(あまぎみ)が 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目それも そうですな。では、拙者(せっしゃ)は これにて手(パー)

ここからは 毘沙門谷(びしゃもんだに)を ゆるゆると 登(のぼ)ってゆく。
去年(きょねん)の 台風(たいふう)の 被害(ひがい)が どれほどだったのが、その 自然(しぜん)の 力(ちから)の 強大(きょうだい)さを 見(み)せつけられる ところである。
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なぎ倒(たお)された 杉(すぎ)が 折り重(おりかさ)なって 谷底(たにぞこ)へ 沈(しず)んでいくようである。
近頃(ちかごろ)は この 景色(けしき)が 毎回少(まいかい すこ)しずつ 変化(へんか)していくのを 楽(たの)しんでいる。
国有林管理官(こくゆうりんかんりかん)が 倒木(とうぼく)の 整理(せいり)を しているのである。
左右(さゆう)の 倒木(とうぼく)を 見(み)ながら 上(あ)がっていくと 南門(みなみもん)がある。
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ここにも 見張(みは)りの 足軽(あしがる)が いる。≪と 想像(そうぞう)している≫
目見張(みは)り 大儀(たいぎ)じゃ手(パー)
足軽(あしがる)は 槍(やり)を 捧(ささ)げて 敬礼(けいれい)した。
足軽(あしがる)「大杉守様(おおすぎのかみさま)が お待(ま)ちかねでございます」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目そうか、しかし 今日(きょう)は ゆるりと 話(はなし)は できんのだバッド(下向き矢印)ダッシュ(走り出すさま)
足軽(あしがる)「お急(いそ)ぎの ことが おありで?」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目いや、今宵(こよい)は 萬燈籠(まんどろ)の宴(うたげ)が あるゆえ 館(やかた)に 戻(もど)らねばならんのだ家
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足軽(あしがる)「それは お楽(たの)しみで ございますね」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目まぁな手(パー)

足軽(あしがる)の 声(こえ)に 送(おく)られて、南門(みなみもん)を くぐった。
ここは 桝形(ますがた)が 設(もう)けられているので、すぐ向(む)こうに もう一(ひと)つ 門(もん)がある。
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ここを 抜(ぬ)けると 大杉丸(おおすぎまる)に 入(はい)る。
大杉丸(おおすぎまる)は この城(しろ)の 南(みなみ)の 守(まも)りの 最重要要塞(さいじゅうよう ようさい)である。
そのため、忍者(しのびのもの)も 多(おお)く 配置(はいち)してある。
各軍勢(かくぐんぜい)から 選(よ)りすぐった 精鋭(せいえい)で 守(まも)りを 固(かた)めた。
もちろん、軍師直属(ぐんし ちょくぞく)の 間諜(かんちょう)も 放(はな)ってある。≪と 想像(そうぞう)している≫

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大杉守(おおすぎのかみ)「よう こられた手(パー)≪と スギが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目何(なに)か 拙者(せっしゃ)に 用(よう)が ござるのか?
大杉守(おおすぎのかみ)「尼君(あまぎみ)を 狙(ねら)った 曲者(くせもの)を 成敗(せいばい)されたと 聞(き)いておるが」≪と スギが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目さすが 大杉守殿(おおすぎのかみどの)の お手(て)の 者(もの)だsoon
大杉守(おおすぎのかみ)「曲者(くせもの)は どこの 手(て)の者(もの)か ご存知(ぞんじ)か?」≪と スギが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目いや、物獲(もの と)りか 何(なに)かではないか?
大杉守(おおすぎのかみ)「それならいいが…」≪と スギが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目何(なに)か 気(き)がかりでも?
大杉守(おおすぎのかみ)「月(つき)の 終(お)わりあたりに 大阪(おおさか)で 何(なに)やら 集(あつ)まりがあるとか…」≪と スギが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目それか、拙者(せっしゃ)も 案(あん)じておったところだダッシュ(走り出すさま)
大杉守(おおすぎのかみ)「20の 大名(だいみょう)が 来(く)るというではないかexclamation×2≪と スギが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目いかにも、堺(さかい)の 連中(れんちゅう)も 動き出(うごき だ)しておるようだどんっ(衝撃)
大杉守(おおすぎのかみ)「曲者(くせもの)は その偵察(ていさつ)かもしれんな」≪と スギが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目ああ、おおいに ありうるなダッシュ(走り出すさま)
大杉守(おおすぎのかみ)「一服(いっぷく) いかがかないい気分(温泉)≪と スギが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目かたじけないぴかぴか(新しい)
そう 言(い)って 腰(こし)を 下(お)ろすと、どこからか ヤマアカガエルが 飛び出(とび だ)してきた。
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目おお、木葉丞(このはのじょう)では ないかexclamation×2
木葉丞(このはのじょう)「お久(ひさ)しゅうございます」≪と ヤマアカガエルが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
大杉守(おおすぎのかみ)「知(し)らせてくれたのは こやつじゃ」≪と スギが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目なんと、そちであったのかハートたち(複数ハート)
木葉丞(このはのじょう)「はい、沢ノ川兵站地(さわのかわ へいたんち)は 城外(じょうがい)ゆえ、よからぬ輩(やから)も 入り込(はいり こ)んでいると 聞き及(きき およ)んで ございます」≪と ヤマアカガエルが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目そうか、大儀(たいぎ)であったかわいい
大杉守(おおすぎのかみ)「才(さい)あるのは 虫守殿(むしのかみどの)の お手(て)の者(もの)だな」≪と スギが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目いかにも、木葉丞(このはのじょう)は ようできる者(もの)ゆえ 大杉守殿(おおすぎのかみどの)に お預(あず)けしているのではないか手(パー)
大杉守(おおすぎのかみ)「そうであったなわーい(嬉しい顔)≪と スギが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目さて、そろそろ 御館様(おやかたさま)の 首(くび)が 蛇(へび)に なっておろうたらーっ(汗)
大杉守(おおすぎのかみ)「それは 大事(だいじ)exclamation急(いそ)がれるがよい」≪と スギが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目すまぬ、では 木葉丞(このはのじょう) 後(あと)を 頼(たの)んだぞ手(パー)
木葉丞(このはのじょう)「しかと うけたまわりました」≪と ヤマアカガエルが 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫

如意寺遺構(にょいでら いこう)を 登(のぼ)りつめていくいく。
ここは、沢沿(さわぞ)いに 踏跡(ふみあと)が ついていたのだが、やはり 台風(たいふう)の 被害(ひがい)で 倒木(とうぼく)が ふさいでしまっている。
したがって、如意寺遺構(にょいでら いこう)を 正面(しょうめん)から 登(のぼ)らねばならない。
往時(おうじ)は 参拝者(さんぱいしゃ)のために 石段(いしだん)が ついていたと 思われるが、現在(げんざい)は 崩れ去(くずれ さ)っているので かなり 登(のぼ)りにくい。
防災林道(ぼうさいりんどう)を 横切(よこぎ)って、さらに 高(たか)みへ 上(あ)がっていく。
すると、本陣(ほんじん)に 到着(とうちゃく)する。
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目見張(みは)り ご苦労(くろう)手(パー)
小姓(こしょう)「御館様(おやかたさま)が お待(ま)ちでござります」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目うむ手(パー)

本陣(ほんじん)に 進み出(すすみ で)て 帽子(ぼうし)をとり、ひざまずく。
目虫守(むしのかみ)ただいま これへ左斜め下
御館様(おやかたさま)「入(はい)れ」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
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御館様(おやかたさま)の 御前(おんまえ)に かしこまった。
御館様(おやかたさま)「今日(きょう)は そちの 歌(うた)が 聞(き)けぬというが、なぜじゃ?」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目申し訳(もうしわけ)ございませんバッド(下向き矢印)
御館様(おやかたさま)「鳥部(とりべ)が 言(い)うには 先約(せんやく)が あるとか」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目はい、今宵(こよい)は 五月(さつき)の 満月(まんげつ)ゆえ、萬燈籠(まんどろ)の宴(うたげ)を 催(もよお)すことに なっておりまする満月
御館様(おやかたさま)「東人(あずまびと)の 宴(うたげ)かダッシュ(走り出すさま)≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目来月初(らいげつ はじ)めには 東国(とうごく)より 稀人(まれびと)も 来訪(らいほう)することに なっておりまするぴかぴか(新しい)
御館様(おやかたさま)「それで 東歌(あずまうた)ばかりに 興(きょう)じておるのだな」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目東人(あずまびと)なれば、迎(むか)えずには おられませぬexclamation
御館様(おやかたさま)「まぁ、よい。次(つぎ)は よい声(こえ)を 聞(き)かせてくれ」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目はい、しかと 承(うけたまわ)りましてござる。では、お暇致(いとま いた)します手(パー)
御館様(おやかたさま)「うむ、大儀(たいぎ)であった」≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目今宵(こよい)は 鶯守(うぐいすのかみ)を お褒(ほ)めくだされ演劇
御館様(おやかたさま)「ほう、そうかexclamation&question≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫

本陣(ほんじん)を 後(あと)にして 山頂(さんちょう)へと 向(む)かう。
途中(とちゅう)に 空堀(からぼり)のある土塀(どべい)が そびえている。
ここにも、見張(みは)りがいる。≪と 想像(そうぞう)している≫
足軽(あしがる)「軍師様(ぐんしさま) もう、お戻(もど)りになるのですかexclamation&question≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目今宵(こよい)は 館(やかた)で 萬燈籠(まんどろ)の宴(うたげ)を 催(もよお)すのだ満月
足軽(あしがる)「では 歌会(うたかい)を 失礼(しつれい)なさったのでexclamation&question≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目うむ、東人(あずまびと)には 雅(みやび)やかな 会(かい)は 窮屈(きゅうくつ)でならんダッシュ(走り出すさま)
足軽(あしがる)「なるほど、軍師様(ぐんしさま)らしゅうございますハートたち(複数ハート)≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫
目じゃ、万事抜(ばんじ ぬ)かりなく手(パー)
足軽(あしがる)「かしこまりました手(グー)≪と 言(い)ったと、想像(そうぞう)している≫

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頂上(ちょうじょう)に 到着(とうちゃく)。
ここから 火床(ひどこ)まで あと10分(じゅっぷん)の 距離(きょり)である。

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休憩(きゅうけい)がてら 眼下(がんか)の 東山(ひがしやま)トンネルを 通過(つうか)する 新幹線(しんかんせん)を 見送(みおく)る。

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この 方角(ほうがく)から 満月(まんげつ)が 上(のぼ)ってくる。
しかし、これから 西斜面(にししゃめん)を 下(お)りていくので、山(やま)の 陰(かげ)になってしまう。
よしえ虫(むし)が 月(つき)を 見(み)られるのは、月の出(つき の で)の 1時間後(いち じかん ご)くらいだろうか。

この辺(あた)りから、人(ひと)が 増(ふ)える。
そのため、【軍師(ぐんし)ごっこ】は そろそろ 終(お)わる。
頭(あたま)では 戦国(せんごく)の 山城(やまじろ)を 見回(みまわ)る 軍師(ぐんし)に なっていても、傍目(はため)からみたら 独り言(ひとり ごと)を 言(い)っている 奇妙(きみょう)なヤツである。

18:50
すれ違(ちが)う人(ひと)と 『こんにちは〜』と 挨拶(あいさつ)を 交(か)わして、普通(ふつう)の 登山者(とざんしゃ)になる。

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火床(ひどこ)には 何組(なんくみ)かの 登山者(とざんしゃ)が いた。
三脚(さんきゃく)を 立(た)てて、夕景(ゆうけい)を 狙(ねら)っている 写真愛好家(しゃしんあいこうか)。
台湾(たいわん)からの 家族連(かぞくづ)れ。
学生(がくせい)らしき 集団(しゅうだん)。
カップル。
ビールを 飲(の)んでいる 欧米人(おうべいじん)グループ。
静(しず)かに 語り合(かたり あ)う 男性二人組(だんせいふたりぐみ)。

よしえ虫(むし)は 要(かなめ)にある 祠(ほこら)に 片膝(かたひざ)をつき 今日(きょう)の 山(やま)の 無事(ぶじ)と、楽(たの)しませてもらったことに 感謝(かんしゃ)する。
そして、愛宕山(あたごやま)を 振り返(ふり かえ)る。
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刻々(こくこく)と 太陽(たいよう)が 沈(しず)んでいく。
愛宕山(あたごやま)が シルエットになる。
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太陽(たいよう)が ダイヤモンドのような 光(ひかり)の 粒(つぶ)になる。
雲(くも)に 光(ひかり)が 反射(はんしゃ)する。
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空(そら)の 色(いろ)が 宇宙(うちゅう)の 色(いろ)になっていく。
地上(ちじょう)に 光(ひかり)の 海(うみ)が 広(ひろ)がっていく。
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雲(くも)が ばら色(いろ)に 染(そ)まる。
そろそろ 下界(げかい)に 戻(もど)ろう。

森(もり)の 中(なか)に はいると、足元(あしもと)が 見(み)えなくなった。
ヘッドライトを つけて、慎重(しんちょう)に 歩(ほ)を 運(はこ)ぶ。

19:40
山(やま)を 出(で)た。
金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)の 西斜面(にししゃめん)から 東(ひがし)の 空(そら)を 見上(みあ)げた。
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もうすぐ 月(つき)が 顔(かお)を 出(だ)しそうだった。
しかし、ここで 月待(つきま)ちを していたら 蚊(か)の 餌食(えじき)に なってしまう。
しかたなく、帰路(きろ)に ついた。
数分(すうふん)して 振(ふ)りあおぐと、月(つき)が 上(のぼ)ってきていた。
大通(おおどお)りでは 車(くるま)や 店(みせ)の 電灯(でんとう)が 明(あか)るすぎた。

金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)の 参道(さんどう)に 入(はい)った。
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月(つき)と 木星(もくせい)の 天体(てんたい)ショー。

アメリカの 先住民(せんじゅうみん)の 間(あいだ)では、1年(いちねん)で 6回目(ろっかいめ)の 満月(まんげつ)を 『ストロベリー・ムーン』というそうだ。
ちょうど 野(の)イチゴなどの ベリー類(るい)の 収穫期(しゅうかくき)だからである。

さて、【軍師(ぐんし)ごっこ】で 登場(とうじょう)していた 萬燈籠(まんどろ)の宴(うたげ)とは…
東北地方(とうほくちほう)では 満月(まんげつ)を『まんどろ』と 呼(よ)ぶそうである。
人間椅子(にんげんいす)の 和嶋氏(わじま し)が 言(い)っていた。
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ここのところ、人間椅子(にんげんいす)ばかり 聞(き)いている。
それは、5月(ごがつ) 27日(にじゅうしちにち) 月曜日(げつようび)の 16:30 過(す)ぎに、運命(うんめい)の 再会(さいかい)を 果(は)たしてしまった からである。

よしえ虫(むし)の 家(いえ)では、ほぼ 1日中(いちにちじゅう) ラジオが 流(なが)れている。
いつものように α-stationが 台所(だいどころ)に 流(なが)れていた。
すると 突然(とつぜん)、重(おも)いビートの ベース・リフが 流(なが)れ、それに 重(かさ)なる 悲し気(かなし げ)な ギター・フレーズが 聞(き)こえてきた。
よしえ虫(むし)は「α-stationでは 珍(めずら)しいなぁ〜 これ 好(す)きな 音(おと)だなぁ〜」と、思(おも)って、手(て)を 止(と)めた。
ボーカルが 入(はい)ると、よしえ虫(むし)は「なんか 人間椅子(にんげんいす)っぽいなぁ〜 こんなバンドも 出(で)てきたんだ〜」と思(おも)って、聞(き)いていた。
サビに 突入(とつにゅう)し、「えっexclamation&questionこれ 人間椅子(にんげんいす)だよねexclamation&questionexclamation&questionexclamation&question」と思(おも)い 始(はじ)めた。
そして、ギター・ソロが 始(はじ)まって、確信(かくしん)した。
目和嶋(わじま)さんだーーーハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)
『瀆神(とくしん)』
曲(きょく)の 後(あと)、鈴木氏(すずきし)が デビュー30周年(さんじゅっしゅうねん)と ニュー・アルバム、ツアーの お話(はなし)を された。
なにもかもが、なつかしかった。
そして、もう 一曲(いっきょく)『無情(むじょう)のスキャット』が 流(なが)れた。
感動(かんどう)せずには いられなかった。

30年前(さんじゅうねんまえ)『イカすバンド天国(てんごく)』で、人間椅子(にんげんいす)を 見(み)て かなり ハマっていた。
小学6年生(しょうがくろくねんせい)のころから ハード・ロック/ヘヴィ・メタルが 好(す)きだったし、江戸川乱歩(えどがわらんぽ)も 好(す)きだった。
しかし、人生(じんせい)には 様々(さまざま)なことが 起(お)こるもので、しばらく 好(す)きな 音楽(おんがく)を 聞(き)くことから 遠(とお)ざかっていた。
それで、音楽(おんがく)は もっぱら ラジオで 流(なが)されているものばかり 聞(き)いていた。

この日(ひ)、その ラジオから よしえ虫(むし)の「中2病(ちゅうにびょう)」的(てき) サウンドが 流(なが)れ、しかも まさに 「中2病(ちゅうにびょう)」の 延長上(えんちょうじょう)に 存在(そんざい)した 人間椅子(にんげんいす)と 運命(うんめい)の 再会(さいかい)をしたのだ。

そして、不思議(ふしぎ)なことが 起(お)こった。
朝(あさ)4:30くらいから、どこからか 人間椅子(にんげんいす)が 聞(き)こえてくるのである。
よしえ虫(むし)は 冬(ふゆ)でも 窓(まど)を 開(あ)けて 寝(ね)ているので、外(そと)の 音(おと)は よく聞(き)こえる。
はじめは、よしえ虫(むし)が 人間椅子(にんげんいす)を 聞(き)きすぎて、夢(ゆめ)にも 流(なが)れているのか と思(おも)った。
ところが、ある朝(あさ) はっきりと『無情(むじょう)のスキャット』が 聞(き)こえたのである。
思(おも)わず 起(お)きて、サビを 唱和(しょうわ)してしまった。
ご近所(きんじょ)の 人間椅子(にんげんいす)好(ず)きの 方(かた)には、『京都(きょうと)ミューズ』で お会(あ)いするかもしれない。

山(やま)、自然(しぜん)、歴史(れきし)、天体(てんたい)、虫(むし)や 小動物(しょうどうぶつ)、空想(くうそう)、ハード・ロック/ヘヴィ・メタル… 中学2年生(ちゅうがく にねんせい)で 愛(あい)したことは 一生愛(いっしょう あい)し 続(つづ)けるように できているのかもしれない。
posted by よしえ虫 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫虫的看法(日記)diary