ときどきしか 外出(がいしゅつ)しないので、次(つぎ)に 見(み)るときは、葉(は)が 落(お)ちてしまっている かもしれない。
ネズミは 白菜(はくさい)より キャベツが 好(す)きなのかも。
それにしても、自分(じぶん)で 転(ころ)がしておきながら、 位置(いち)が 一旦(いったん) 変(か)わってしまうと、一切齧(いっさい かじ)らなくなる。
神経質(しんけいしつ)なのか、習性(しゅうせい)なのか。
7日(なのか)
『悪チン接種券(あくちん せっしゅけん)』を 受け取(うけ と)ってきた。
ローソンの 発券機(はっけんき)の タッチパネルが、よしえ虫(むし)の

そのせいでか、店員(てんいん)に 怪(あや)しまれたようである。
スマホの 画面(がめん)もだが、よしえ虫(むし)の

やっぱり、虫(むし)だからなのか

ここでも 5Gが 表示(ひょうじ)されていたが、メールの 予約番号(よやくばんごう)を 確認(かくにん)しただけなので 必要(ひつよう)なし。
よしえ虫(むし)は、こんなところで 映画(えいが)なぞ 見(み)ない。
ロームシアターの フロアガイドで 座席(ざせき)を 確認(かくにん)した。
2階1列目(にかい いちれつめ)は、なかなか いい席(せき)であった。
しかし、発券(はっけん)が 1週間前(いっしゅうかんまえ)だと、チケットを 眺(なが)めて ワクワク感(かん)を 味(あじ)わう 期間(きかん)が 短(みじか)い。
まぁ、事情(じじょう)が 流動的(りゅうどうてき)だったから、しかたないのか

14日(じゅうよっか)
ヴィデオ&変異(へんい) 生(なま) 黒(くろ)ミサツアー『悪チン集団接種(あくちん しゅうだんせっしゅ)』当日(とうじつ)
13:00


JI「先生(せんせい) 楽(たの)しんできてください

すでに ミサ用(よう) 戦闘服(せんとうふく)で 授業(じゅぎょう)を していたので、すぐに 出(で)かけた。
ミサの 前(まえ)に、図書館(としょかん)へ 行(い)く 必要(ひつよう)もあったので、ちょっと 急ぎ足(いそぎ あし)で 向(む)かった。
高揚感(こうようかん)と 急ぎ足(いそぎ あし)のせいで、心臓(しんぞう)が バクバクした。



書庫(しょこ)から 本(ほん)を 出(だ)してもらうのを 待(ま)ちながら、騒(さわ)ぎだした 血(ち)を なだめた。
図書館(としょかん)を 後(あと)にし、ミサ会場(かいじょう)へ。
入口(いりぐち)の 掲示板(けいじばん)には ポスターがなく、少々(しょうしょう) 残念(ざんねん)に 思(おも)った。


ロビーでは 物販(ぶっぱん)に 人(ひと)が 列(れつ)を つくっていた。
直接(ちょくせつ) ロビーに 入(はい)るほうは、列(れつ)もなく すんなり 進(すす)めた。
手首(てくび)で 検温(けんおん)、チケット チェック、消毒(しょうどく)を 経(へ)て、入場(にゅうじょう)。
ホール内(ない)の 撮影(さつえい)は 注意(ちゅうい)されるので、ロビーで。
席(せき)に 着(つ)いて しばらくすると、空(あ)いていた 座席(ざせき)も 人(ひと)で 埋(う)めつくされた。



なんだか 不安(ふあん)になった。
人(ひと)との 距離(きょり)が、数十(すう じゅっ)センチほどしか ないのである。
全(まった)くの 他人(たにん)と、これほど 近(ちか)づいて 一定時間(いっていじかん)を 過(す)ごしても 大丈夫(だいじょうぶ)なのか

感染拡大状況下(かんせんかくだい じょうきょうか)の 生活(せいかつ)に 馴染(なじ)んでしまったので、近距離(きんきょり)に 誰(だれ)かがいるのは 恐怖(きょうふ)でしかない。



いや、以前(いぜん)から そうだったのかもしれない。
よしえ虫(むし)は 人混(ひとご)みが きらいだし、満員電車(まんいんでんしゃ)なんか 乗(の)らない。
最近(さいきん)は、祭(まつり)も イベントも 行(い)かない。
自宅(じたく)にいるのが いちばんいい。



14:00
ヴィデオ黒(くろ)ミサの 開演(かいえん)。
両隣(りょうどなり)が ほとんど 動(うご)かないので、腕(うで)を 上(あ)げるのが ためらわれた。
しかし、どうしても 体(からだ)が 反応(だんのう)してしまうので、小(ちい)さく 腕(うで)を 動(うご)かした。
そして、何(なに)よりも 暑(あつ)かった。
人(ひと)が 密集(みっしゅう)するということは、これほど 熱気(ねっき)を 発生(はっせい)させるのか・・・

つまり、この 状況(じょうきょう)が 感染(かんせん)を 拡大(かくだい)させた 要因(よういん)なのだ。
恐怖(きょうふ)を 抱(いだ)きながらの 参拝(さんぱい)は、落ち着(おち つ)かなかった。
しかし、エース長官(ちょうかん)の 登場(とうじょう)で 涙(なみだ)があふれた。
そして、変異(へんい) 生(なま) 黒(くろ)ミサへ。
どんな 形式(けいしき)であれ、ライヴは 心(こころ)が 躍(おど)る。
本当(ほんとう)は、実際(じっさい)に 踊(おど)りたいのだが・・・

少々(しょうしょう) 時間(じかん)オーバーして 終了(しゅうりょう)。
ロビーで 買い物(かい もの)する 信者(しんじゃ)たち。
よしえ虫(むし)は 一旦帰宅(いったん きたく)。
晩酌(ばんしゃく)の 準備(じゅんび)を して、また 出(で)かけた。
「昼の部(ひる の ぶ)」の 状況(じょうきょう)に 鑑(かんが)みて、荷物(にもつ)は 減(へ)らすことにした。




こんどは、入場前(にゅうじょうまえ)に ロビーを 回(まわ)ってみた。
物販(ぶっぱん)は、終了(しゅうりょう)したものも あった。


そのとき、物々(ものもの)しい 警察官(けいさつかん)の 一団(いちだん)が 現(あらわ)れた。


4〜5人(し ご にん)の 警察官(けいさつかん)と、軽武装(けいぶそう)した 警備員(けいびいん)が、女性(じょせい)を 取り押(とり お)さえていた。
女性(じょせい)は 何(なに)か 訴(うった)えていたが、その声(こえ)は 尋常(じんじょう)ではなかった。
何(なに)を 言(い)っているのか 聞き取(きき と)ろうとしたが、よくわからなかった。
そこへ、スタッフが 小走(こばし)りに やってきた。
女性(じょせい)は 座り込(すわり こ)んで、抵抗(ていこう)していた。
しかし、10名(じゅうめい)ほどに 押さえ込(おさえ こ)まれて、女性(じょせい)は 連行(れんこう)されていった。




よしえ虫(むし)は 気(き)がついて、あの 貼紙(はりがみ)を 見(み)に 行(い)った。



まさか、ここに 出現(しゅつげん)するとは 思(おも)いもしなかった。
騒(さわ)ぎが おさまったので、入場(にゅうじょう)することにした。
手首(てくび)の 検温(けんおん)は 35℃台(さんじゅうご ど だい)を 示(しめ)していた。


と、思(おも)った。
チケット チェック、消毒(しょうどく)を 経(へ)て、再(ふたた)び 入場(にゅうじょう)。



しかし、検温(けんおん)には 意味(いみ)があるのか?
よしえ虫(むし)の 今朝(けさ)の 基礎体温(きそたいおん)は 37℃(さんじゅうなな ど)を 越(こ)えていた。
そこから だんだん 低下(ていか)するのだが、35℃(さんじゅうご ど)になったのは、以前(いぜん) 低体温症(ていたいおんしょう)に なりかけたとき くらいである。
今(いま)は、そこまで 体(からだ)の 異変(いへん)を 感(かん)じていない。
明(あき)らかに、手先(てさき)が 冷(ひ)えている だけである。
つまり、検温(けんおん)は 形式的(けいしきてき)な ものでしかない。



「夜の部(よる の ぶ」は、座席(ざせき)に 間隔(かんかく)があった。
言(い)いようのない 安心感(あんしんかん)があった。
並(なら)びの 信者(しんじゃ)も、心得(こころえ)ている 方々(かたがた)で、同(おな)じように 腕(うで)を 上(あ)げ、拍手(はくしゅ)し クスクス笑(わら)っていた。


これから ライヴは どうなるのか わからないが、緊張(きんちょう)して 参加(さんか)すれば、楽曲(がっきょく)も トークも、時間(じかん)の 共有(きょうゆう)も 楽(たの)しめない。
それなら、ライヴ配信(はいしん)で 楽(たの)しんだほうがいい。
退場時(たいじょうじ)に 「マスクメガホン」を 受け取(うけ と)った。
これは、WQちゃんの 授業(じゅぎょう)に 持(も)っていくことにする。
帰宅後(きたくご)、悪チン(あくちん)の 副反応(ふくはんのう)を 楽(たの)しみながら、晩酌(ばんしゃく)にした。
紅葉(こうよう)が 人(ひと)を よんでいる。
久(ひさ)しぶりに 外出(がいしゅつ)すると、世の中(よ の なか)が 2年前(にねんまえ)に 戻(もど)りつつあることを 実感(じっかん)する。
人(ひと)が 多(おお)いところは、きらいだ

今月(こんげつ)は 蚊(か)の 被害(ひがい)が ものすごい。
ありえない部分(ぶぶん)まで 刺(さ)されまくっている。
どこで 刺(さ)されたのか、いつ刺(さ)されたのか、全(まった)く 気(き)づかない。
手の甲(て の こう)や 眉毛(まゆげ)は、寝(ね)ている 間(あいだ)にちがいない。
しかし、背中(せなか)や 臍(へそ)は、いつ どこで

22日(にじゅうに にち)
翌日(よくじつ)の 寒波予報(かんぱよほう)に 備(そな)えて、冬支度(ふゆじたく)を 完了(かんりょう)した。
こんなに 手際(てぎわ)よく 準備(じゅんび)できたのは 初(はじ)めてかもしれない。
在宅(ざいたく)の おかげだ。
ここのところ、ネズミが 白菜(はくさい)も キャベツも 食(た)べなくなった。
寒(さむ)くなったからか?と 思(おも)っていたが、天井裏(てんじょううら)の 足音(あしおと)が 増(ふ)えているのに 気(き)がついた。
しかも、小(ちい)さな 足(あし)の 音(おと)である。
ネズミの 赤(あか)ちゃんが 誕生(たんじょう)したのだ

あの 食欲(しょくよく)は、赤(あか)ちゃんを 生(う)むためだったのか
