2021年06月30日

空梅雨(からつゆ)

今年(ことし)は 驚異的(きょういてき)に 梅雨入(つゆい)りが 早(はや)かったが、雨量(うりょう)からすると そうでもない。
まぁ、空梅雨(からつゆ)とも いえるだろう。
アオサギも 翼(つばさ)の 虫干(むしぼ)し 中(ちゅう)。
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6月(ろくがつ)は 一年(いちねん)で 一番(いちばん) 昼(ひる)の 時間(じかん)が 長(なが)い。
例年(れいねん)なら、雨(あめ)が 降(ふ)り 続(つづ)いて、日照時間(にっしょうじかん)は 短(みじか)い。
しかし、今年(ことし)は やけに 日(ひ)を 長(なが)く 感(かん)じる。
朝(あさ)は 4時(よじ)には 薄明(うすあか)るくなり、夜(よる)は 19時(じゅうくじ)を 過(す)ぎても まだ 明(あか)るい。
でも、よしえ虫(むし)は 一年変(いちねん か)わらず 5時起床(ごじきしょう) 20時就寝(にじゅうじしゅうしん)を 目標(もくひょう)に している。

最近(さいきん) 気に入(きに い)っている YouTuberが いる。
真夜中(まよなか)のビバリウム』さんという。
主(おも)に ヘビの動画(どうが)を あげているが、他(ほか)にも 爬虫類(はちゅうるい)や 鳥類(ちょうるい)、フェレット、そしてよしえ虫(むし)も あこがれの コウモリも 飼育(しいく)して いらっしゃる。
ちょっとした 時間(じかん)の 隙間(すきま)を 利用(りよう)して、拝見(はいけん)させていただいている。
よしえ虫(むし)は グリーンパイソンが 大好(だいす)きなので、それを 見(み)ることが 多(おお)いのだが、アミメニヒキヘビや ブラッドパイソンも とてもカワイイのである。
そして、これらを 見(み)ていて 改(あらた)めて 気(き)づかされたのは、彼(かれ)らが 夜行性(やこうせい)であること。
そして、よしえ虫(むし)は 昼行性(ちゅうこうせい)であること。
飼育(しいく)は、生命(せいめい)を あずかるだけでなく、彼(かれ)らの 生活(せいかつ)を 守(まも)ることでもあるのだ。
その思(おも)いに 至(いた)り、なぜ よしえ虫(むし)が 「飼育(しいく)」という 行為(こうい)を 好(この)まないのかが、わかった。
彼(かれ)らの 自由(じゆう)を 奪(うば)いたくないのは もちろん、自己(じこ)の 自由(じゆう)も 犠牲(ぎせい)にしたくないのだ。
現在(げんざい)は、非常(ひじょうに)に 便利(べんり)な 世の中(よの なか)になった。
飼育(しいく)せずとも、一緒(いっしょ)に 暮(く)らしているような 気分(きぶん)を 味(あじ)わえる。
無邪気(むじゃき)に うごめく 生命(せいめい)に、癒(いや)される ひとときだ。

飼育(しいく)を 好(この)まないだけでなく、栽培(さいばい)も 好(この)まない。
植物(しょくぶつ)を 育(そだ)てるのはいいが、栽培(さいばい)となると、それなりの 生命(せいめい)の 選択(せんたく)を 強(し)いられるからである。
庭(にわ)には キンモクセイと イロハモミジが 生(は)えているのだが、毎年(まいとし) 剪定時期(せんていじき)を 逸(いっ)してしまう。
それは、鳥(とり)たちが 営巣(えいそう)するからである。
今年(ことし)は 2月(にがつ)くらいから メジロが やってきて、縄張(なわば)りを 主張(しゅちょう)していた。
そのため、剪定(せんてい)を ためらった。
また、夏(なつ)に 向(む)かう 頃(ころ)だと、クモたちが しきりに 巣作(すづく)りをしている。
クモが せっかく作(つく)った 巣(す)を 壊(こわ)すのは、胸(むね)が 痛(いた)い。
そうしたら ある土曜日(どようび)、隣接(りんせつ)する 家の方(うちの かた)が 庭外(ていがい)に 伸(の)びていた 部分(ぶぶん)を 伐採(ばっさい)していた。
ありがたく、そして 心苦(こころぐる)しい 限(かぎ)りだった。
でも、よしえ虫(むし)の 鳥(とり)や 虫(むし)に 対(たい)する 罪悪感(ざいあくかん)は、感(かん)じずに すんだ。

6月7日(ろくがつなのか)あたりから、片頭痛(へんずつう)が ひどくなった。
いよいよ 梅雨(つゆ) 本番(ほんばん)か・・・
ある日(ひ)は、朝(あさ)から 雨(あめ)が 降(ふ)り 続(つづ)いて、気温(きおん)が 上(あ)がらなかった。
基礎体温(きそたいおん)は 37.3℃ほどあった。
これは、よしえ虫(むし)の 平熱(へいねつ)である。
一日(いちにち) 授業(じゅぎょう)が あったのだが、午後(ごご)になると だんだん 寒(さむ)く 感(かん)じてきた。
授業(じゅぎょう)が 終(お)わり、16時(じゅうろくじ)ぐらいになると、長袖(ながそで)の 上着(うわぎ)を 着(き)ていても 寒(さむ)く なってしまった。
目これは もしや 発熱(はつねつ)かexclamation&question
と 疑(うたが)って、体温計(たいおんけい)を 取り出(とり だ)した。
朝(あさ)と 同様(どうよう)に 測(はか)ってみると、35.3℃しかなかった。
一瞬(いっしゅん) 自分(じぶん)が 変温動物(へんおんどうぶつ)であることを 証明(しょうめい)したのかexclamation&questionとも 思(おも)ったが、すぐに 真実(しんじつ)を 悟(さと)った。
目低体温症(ていたいおんしょう)だあせあせ(飛び散る汗)
家の中(いえの なか)で 熱中症(ねっちゅうしょう)に ならないよう 注意(ちゅうい)を 呼(よ)びかけることはあるが、低体温症(ていたいおんしょう)に なる人(ひと)は あまりいないだろう。
真冬(まふゆ)なら いざ知(し)らず、6月(ろくがつ)に なるとはどんっ(衝撃)
すぐに 長袖(ながそで)を 重ね着(かさね ぎ)し、マフラーをまき、靴下(くつした)を はいた。
熱(あつ)い 紅茶(こうちゃ)で ウォッカを 割(わ)って、体内(たいない)からも 温(あたた)めたのだった。

それ以後(いご)も、片頭痛(へんずつう)は ひどかった。
一週間以上(いっしゅうかんいじょう) 続(つづ)き、常備(じょうび)の 頭痛薬(ずつうやく)も 効(き)かないほどになった。
そして 強力(きょうりょく)な 頭痛薬(ずつうやく)の お世話(せわ)になる 羽目(はめ)になった。
これで、日中(にっちゅう)の 授業中(じゅぎょうちゅう)は 耐(た)えることができた。
さらに 数日(すうじつ)たった ある日(ひ)の 朝(あさ)、今(いま)までとは 違(ちが)う 痛(いた)みがあった。
まずは、頭痛薬(ずつうやく)を 飲(の)んだが おさまらなかった。
痛(いた)みは 頭皮(とうひ)に あるように 感(かん)じたので、痛(いた)い 部分(ぶぶん)を 触診(しょくしん)してみた。
すると、そこが ポコンと 腫(は)れていた。
あちこち 触(さわ)ってみたら、左(ひだり)の 耳(みみ)たぶにも、同(おな)じ 痛(いた)みがあった。
鏡(かがみ)で 耳(みみ)を 見(み)ると、赤(あか)く 丸(まる)く 腫(は)れあがっていた。
目うわっどんっ(衝撃)ダニに やられたexclamation×2
どうやら 活動(かつどう)を 始(はじ)めた ダニに、寝(ね)ている 間(あいだ)に 噛(か)まれたらしい。
そのせいなのか、首(くび)の リンパも 腫(は)れてしまい、それが 頭痛(ずつう)の 原因(げんいん)の ひとつにも なっていたのである。
目あーあ、ダニにも 御馳走(ごちそう)あげちゃったよたらーっ(汗)
よしえ虫(むし)の ほどよく アルコール分(ぶん)のある 血液(けつえき)は、おいしかったんだろうね。
バーダニ・バーダッシュ(走り出すさま)
それからは、髪(かみ)を かきわけて、噛(か)まれ痕(あと)を 探(さが)しながら、「ムヒアルファEX」を ぬりつつ、授業(じゅぎょう)をしている。

ある晩(ばん)、ガッシャンと 大(おお)きな 音(おと)がした。
見(み)ると、冷蔵庫(れいぞうこ)の 上(うえ)に 設置(せっち)してある 棚(たな)が 滑(すべ)り 落(お)ちていた。
冷蔵庫(れいぞうこ)の 振動(しんどう)で 徐々(じょじょ)に 滑(すべ)っていたのだろう。
そして 悲(かな)しいことに、「嘉豊(かほう)」の 急須(きゅうす)が 割(わ)れてしまったむかっ(怒り)
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目あーあ、もう 手(て)に 入(はい)らないのにぃーバッド(下向き矢印)ダッシュ(走り出すさま)
とりあえず、接着剤(せっちゃくざい)をつけて セロテープで 固定(こてい)しておいた。
そして、HWさんの 授業(じゅぎょう)の 時(とき)に・・・
目あのー、お願(ねが)いがあるんですが手(パー)
HW「はい、なんですか?」
目こんど 京都(きょうと)に 来(く)るときに 急須(きゅうす)を ひとつ くださいプレゼント
HW「はい、いいですよ手(チョキ)
目でも、ちゃんと お茶(ちゃ)が 注(そそ)げる やつを お願(ねが)いしますパンチ
HW「はい、わかりましたexclamation×2練習(れんしゅう)します手(グー)
というわけで、次(つぎ)に よしえ虫家(むし け)で 使(つか)われる 急須(きゅうす)は HW作(さく)の 特注品(とくちゅうひん)になりますぴかぴか(新しい)

29日(にじゅうくにち)
とうとう うちにも ワクチン接種券(せっしゅけん)が 届(とど)いた。
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しかし 翌日(よくじつ)の ニュースでは、7月(しちがつ)から ワクチン供給量(きょうきゅうりょう)が 減少(げんしょう)するという。
ワクチンが あるときは 券(けん)がなんく、券(けん)が あるときは、ワクチンがない。
政府(せいふ)の ダメっぷりが 如実(にょじつ)に 現(あらわ)れている。
急(いそ)がずに、予約(よやく)できるときに しようと 思(おも)う。

30日(さんじゅうにち)
夏越の祓’(なごし の はらえ)
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数年(すうねん)ぶりに うちの 茅の輪(ち の わ)も 更新(こうしん)できた。
今年(ことし)も あと半年(はんとし)だ。
このまま 巣(す)ごもりを 続(つづ)ける つもりである。
posted by よしえ虫 at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 牢騒(つぶやき)mutter
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