2021年07月31日

熱帯夜(ねったいや)

ほとんど オンライン授業(じゅぎょう)になって、16カ月(じゅうろっ か げつ)になる。
7月(しちがつ)は 毎年同(まいとし おな)じように、締切(しめきり)ラッシュである。
オンラインに なっても 全(まった)く 変(か)わらない。
いや むしろ、オンライン化(か)によって、時間(じかん)の 都合(つごう)が つけやすくなった。
9時始業(くじ しぎょう)なら、その前(まえ)に 1レポートくらいなら 添削(てんさく)できる。
遅刻(ちこく)する 人(ひと)が いたら、数分間(すうふんかん)の 余裕(よゆう)が できる。
ちょっとした 隙間時間(すきまじかん)に 洗濯(せんたく)や 掃除(そうじ)が できる。
先月(せんげつ)は ダニ対策(たいさく)を しくじって、大変(たいへん)なことに なってしまったが、今月(こんげつ)は 順調(じゅんちょう)に 猛暑(もうしょ)の 準備(じゅんび)ができている。

5日(いつか)
熱帯夜二日目(ねったいや ふつかめ)。
夏用(なつよう)の ひんやりマットに 替(か)えた。
扇風機(せんぷうき)も 始動(しどう)。
よしえ虫家(むし け)は、まだ ひんやりとした 風(かぜ)が 入(はい)ってくるので、夜(よる)は すずしい。
そこで ありがちなのは、髪(かみ)を 乾(かわ)かそうとして 扇風機(せんぷうき)の 羽(はね)に 巻(ま)きこんでしまうという 事故(じこ)。
さっそく、やらかしてしまった。
寝(ね)る 前(まえ)だったので、その日(ひ)は 絡(から)んだ 髪(かみ)を むしりとっただけにした。
翌日(よくじつ)、カバーを 外(はず)して、羽(はね)も 取(と)り、残(のこ)っていた 髪(かみ)も きれいに 取り除(とり のぞ)いた。
ついでに 油(あぶら)もさして、メンテナンスも してしまった。
これで、この夏(なつ)は 機嫌(きげん)よく 回(まわ)って くれるだろう。

この時期(じき)は 半年(はんとし)に 一度(いちど)の、包丁砥(ほうちょうとぎ)をする。
砥石(といし)を 使(つか)って シャカシャカと やる。
だんだん 上達(じょうたつ)してきたのか、今回(こんかい)は 非常(ひじょう)に よくできた。
力加減(ちからかげん)を 誤(あやま)ると まな板(いた)を 傷(きず)つけてしまうほどだ。
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カオナスさん、あとで サクッと お切(き)りいたします。

17日(じゅうなな にち)
梅雨明(つゆあ)け。
それを 見越(みこ)して、水出し麦茶(みずだし むぎちゃ)を 完備(かんび)した。
すぐに 使(つか)えるよう、アシダカさん帽子(ぼうし)の 準備(じゅんび)も できた。
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夜(よる)は ウンモ星人(せいじん)さんこと 冷風扇(れいふうせん)も 使用開始(しようかいし)。
明け方(あけ がた)まで、冷(つめ)たい 風(かぜ)を 送(おく)ってくれる。

その明け方(あけ がた)だが、品川心中君仮名(しながわしんじゅうくん かめい)の うちから、流(なが)れてくる 音楽(おんがく)が かわった。
最近(さいきん)は 筋肉少女帯(きんにくしょうじょたい)の『混(ま)ぜるな危険(きけん)』を 中心(ちゅうしん)にした リミックスだったが、人間椅子(にんげんいす)の 新曲(しんきょく)『杜子春(とししゅん)』が トップになった。
そして、朝4:30の 親子喧嘩(おやこげんか)も・・・
父(ちち)「うるさい!音小(おと ちい)さくしろどんっ(衝撃)
子(こ)「4:30からなら いいって いってただろexclamation×2
父(ちち)「そんなことして 意味(いみ)あるのか爆弾
子(こ)「あるexclamation×2exclamation×2
そして よしえ虫(むし)は 寝(ね)たまま
眠い(睡眠)そうだよ、意味(いみ)あるよーるんるん
と、品川心中君仮名(しながわしんじゅうくん かめい)を 応援(おうえん)している。

ある朝(あさ) 起(お)きて、尻(しり)が ものすごく かゆかった。
何(なに)かと 思(おも)って 触(さわ)ってみると、ブクッと 腫(は)れていた。
目やられたむかっ(怒り)
今年(ことし)は 虫(むし)たちに 御馳走(ごちそう)しまくりである。
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この1年余(いちねんあまり)で 気(き)づいた 変化(へんか)といえば、トイレットペーパーの 減(へ)りが 早(はや)くなったことか。
在宅時間(ざいたくじかん)が 長(なが)くなったのだから、もちろん トイレットペーパーの 需要(じゅよう)も 増(ま)す。
しかし、本当(ほんとう)に 出(で)かけるのが 面倒(めんどう)になってきたので、ギリギリまで 買(か)いに 行(い)くことはない。
出(で)かけないから、いつもより 色(いろ)が 白(しろ)い。
世の中(よの なか)の 動(うご)きが わからない。
まぁ、もともと 世間(せけん)の 動向(どうこう)に 関心(かんしん)は ないのだが。
鴨川(かもがわ)では、何(なに)かの 撮影(さつえい)を 行(おこな)っていた。
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川(かわ)の 中(なか)に カメラを 立(た)て、それを 数人(すうにん)で 支(ささ)えながら 撮影(さつえい)していた。
目川(かわ)が 密(みつ)じゃんパンチ
と、思(おも)いつつ 通り過(とおり す)ぎた。
どうして この国(くに)は、言(い)っていることが 現実世界(げんじつせかい)と あわないんだろう。
ドラマも 表現手段(ひょうげんしゅだん)だから、『言(い)っていること』の 一部(いちぶ)だよな。
画面(がめん)に 映(うつ)し 出(だ)される 俳優(はいゆう)は 少(すこ)し 距離(きょり)をとって 座(すわ)っているけれど、それを 撮影(さつえい)している 周囲(しゅうい)は 密団子(みつだんご)になっている。

大雨(おおあめ)の 報道(ほうどう)も 同(おな)じように 疑問(ぎもん)がある。
どうして雨量(うりょう)を 頻度(ひんど)で 表現(ひょうげん)するのか?
そもそも、そんな計算(けいさん)が できるのか?
『数十年(すうじゅうねん)に 一度(いちど)の・・・』は、毎年聞(まいとし き)くし、今回(こんかい) 大雨(おおあめ)が 降(ふ)った 九州南部(きゅうしゅうなんぶ)は、3年前(さんねんまえ)にも 同(おな)じような 大雨(おおあめ)が 降(ふ)った。
『数十年(すうじゅうねん)に 一度(いちど)』が『3年(さんねん)に 一度(いちど)』あったら、おかしいと 思(おも)わないのだろうか。
熱海(あたみ)の 大規模土石流(だいきぼどせきりゅう)の 行方不明者(ゆくえふめいしゃ)リストの 報道(ほうどう)でも、名前(なまえ)を 読(よ)みあげたあと 『男性(だんせい)』『女性(じょせい)』と 加(くわ)えていた。
よしえ虫(むし)は そこに 腹(はら)の 底(そこ)が 沸騰(ふっとう)するような いらだちを 覚(おぼ)えた。
もし、よしえ虫(むし)が そのように 報道(ほうどう)されたら 絶対(ぜったい)に 抗議(こうぎ)する。
生物的(せいぶつてき)に 分(わ)けられている ように 感(かん)じてしまったのだ。
それは 牛乳(ぎゅうにゅう)を 出(だ)す ウシ、卵(たまご)を 産(う)む ニワトリ、白子(しらこ)の 入(はい)っている タラと 同(おな)じ 意味(いみ)しかない。
個人名(こじんめい)は 個性(こせい)を 含(ふく)んでいるものだから、そこに わざわざ 生物的分類(せいぶつてき ぶんるい)を 加(くわ)える 必要(ひつよう)はないと 思(おも)う。

ニュースでは「新型(しんがた)コロナウィルス感染者(かんせんしゃ)、昨日(きのう)は 新(あら)たに 1万人(いちまんにん)を 越(こ)え・・・」に 続(つづ)き、アイドルグループの 楽曲(がっきょく)に のせて「東京(とうきょう)オリンピック、昨日(きのう)は XXXXで 金(きん)メダル・・・」と 連日(れんじつ)の ように、報道(ほうどう)されている。
キャスターだって 矛盾(むじゅん)を 感(かん)じつつ 報道(ほうどう)しているのだろうが、聞(き)いているほうには 激(はげ)しい 違和感(いわかん)がある。
「夏(なつ)フェス」は どこも 中止(ちゅうし)され、伝統行事(でんとうぎょうじ)も 規模縮小(きぼしゅくしょう)を 余儀(よぎ)なくされている というのに、オリンピックだけ できるのは なぜなんだ?
東京都(とうきょうと)で 毎日(まいにち) 3000〜4000人(にん)の 感染者(かんせんしゃ)が 出(で)ているのだから、きっと オリンピック関係者(かんけいしゃ)にも 感染者(かんせんしゃ)が 出(で)ているはずだ。
それなのに、報道(ほうどう)されないのは なぜなんだ?
会場周辺(かいじょうしゅうへん)に 人(ひと)が 集(あつ)まっているのに、規制(きせい)しないのは なんぜなんだ?
よっぽど、ライヴハウスに 行(い)く 人(ひと)たちのほうが、指示(しじ)や ルールに 従(したが)って 音楽(おんがく)を 楽(たの)しむぞ!

まぁ、愚痴(ぐち)ばかりこぼしていても 楽(たの)しくないな。
2日(ふつか)の 「とっておき川柳(せんりゅう)」で WQちゃんの 作品(さくひん)が 読(よ)まれたexclamation×2
WQちゃん 川柳(せんりゅう)デビュー おめでとうぴかぴか(新しい)
自分(じぶん)の 作品(さくひん)が 読(よ)まれたように 嬉(うれ)しかった。
よしえ虫(むし)が 前回(ぜんかい) 読(よ)まれたとき、自分(じぶん)では 素直(すなお)な 気持(きも)ちを 詠(よ)んだ つもりなのに、撰者(せんじゃ)たちは 様々(さまざま)な 解釈(かいしゃく)をしていた。
へそ曲(ま)がりの よしえ虫(むし)なので、一般的感覚(いっぱんてきかんかく)とは 「ずれ」が 生(しょう)じる。
その「ずれ」が、よしえ虫(むし)に 新(あら)たな 快感(かいかん)を もたらした。
まっすぐ 伝(つた)わらない、そこに 秘密(ひみつ)がある。
どうぞ、ご自由(じゆう)に 解釈(かいしゃく)してください。
本当(ほんとう)のところを、皆(みな)さんには 想像(そうぞう)できない。
これは なかなかの 快楽(かいらく)である。
極秘事項(ごくひじこう)を 握(にぎ)って、含(ふく)み 笑(わら)いしている 感覚(かんかく)である。

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新(あたら)しい オンライン背景(はいけい) 完成(かんせい)手(チョキ)
夏(なつ)らしく 青空(あおぞら)に オニヤンマと ヒマワリを 配(はい)してみた。
この前(まえ)に 立(た)つと、よしえ虫(むし)に トンボの 翅(はね)が 生(は)えたように 見(み)える。
翅(はね)の 造作(ぞうさく)には 気合(きあい)を 入(い)れた。
三角室(さんかくしつ)も ちゃんと 備(そな)えている。
計4枚(けい よん まい)の 翅(はね)を 描(えが)き 終(お)えたら、左手(ひだりて)が バキバキに なった。
久(ひさ)しぶりの 大作(たいさく)で 心身(しんしん)ともに 充実(じゅうじつ)できた。
そして、虫(むし)ちゃんも 背後(はいご)に 常駐(じょうちゅう)できるように、スタンドも 作(つく)った。
よしえ虫(むし)の オンライン世界(せかい)は まだまだ 広(ひろ)がっていくだろう。
実(じつ)は もう、次(つぎ)の 作品構想(さくひん こうそう)が ある。
よしえ虫(むし)を 制作(せいさく)に 向(む)かわせる 原動力(げんどうりょく)は、次(つぎ)の 作品構想(さくひんこうそう)が 固(かた)まることの ようである。
この オニヤンマも 次(つぎ)が ひらめいたので、一気(いっき)に できあがったのである。
次作(じさく)が、頭(あたま)にある イメージを はやく 具現化(ぐげんか)させてくれる。
人間(にんげん)は ある程度(ていど)の ストレスが 推進力(すいしんりょく)となっていることを、身(み)をもって わかった。
posted by よしえ虫 at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 牢騒(つぶやき)mutter
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