2017年10月10日

アジア回廊現代美術展(あじあ かいろう げんだい びじゅつ てん)

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今日(きょう)は 久(ひさ)しぶりに、京都芸術(きょうとげいじゅつ)センターに 足(あし)を 運(はこ)んだ。
現在開催中(げんざいかいさいちゅう)の アジア回廊現代美術展(あじあ かいろう げんだい びじゅつ てん)《10月15日(じゅうがつ じゅうごにち)まで》を 見(み)るため である。
今回(こんかい)は HyonGyonが 出品(しゅっぴん)しているので、どうしても 見(み)に 行(い)くつもり だった。
なかなか 時間(じかん)が 作(つく)れなかったが、ようやく 訪(おとず)れることが できた。
真っ先(まっさき)に 2階(にかい)に 上(あ)がり、展示室(てんじしつ)に 入(はい)った。
広(ひろ)い ホールいっぱいに 作品(さくひん)が 展開(てんかい)されていた。
『私(わたし)たちは醜(みにく)かった』2017
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先客(せんきゃく)が、近(ちか)づいて 写真(しゃしん)に 収(おさ)めていた。
HyonGyonの 作品(さくひん)は、細(こま)かく 見(み)ると 制作(せいさく)の 激(はげ)しさが わかる。
高温(こうおん)で 焼(や)けただれた ウレタンや ポリエステルは、被爆者(ひばくしゃ)を 連想(れんそう)させる。
しかし、それだけが 作品(さくひん)の すごさではない。
全体(ぜんたい)から あふれだして 見(み)る者(もの)を 圧倒(あっとう)する 破壊力(はかいりょく)が ある。
つまりHyonGyonの 作品(さくひん)は、破壊(はかい)によって 生み出(うみだ)されている のである。
しばし、作品(さくひん)の 前(まえ)に 佇(たたず)んで、その 破壊力(はかいりょく)を 一身(いっしん)に 受(う)けていた。

そして、ここ数カ月(すうかげつ)で わが身(み)に 発生(はっせい)したことを 考(かんが)えた。

にわかに 忙(いそが)しくなった。
それは、授業(じゅぎょう)が 多(おお)くなったこと だけでなく、身辺(しんぺん)が 慌(あわ)ただしくなったことも 理由(りゆう)にある。
やらねばならぬ ことは 山(やま)ほど あるのだが、どこから 手(て)を つければいいのか 糸口(いとぐち)が つかめないでいる。

作り上(つくり あ)げることは、ゆっくりと ストレスを 感(かん)じない 速(はや)さで 進(すす)んでゆく。
ある時(とき) 気(き)がつけば、あたかも 一瞬(いっしゅん)にして 出来上(できあ)がった かのように、そこに 存在(そんざい)している。
そして、永遠(えいえん)に 続(つづ)いていくような 顔(かお)をして、そこに 居座(いすわ)っているものである。
細(こま)かな 事象(じしょう)の 積み重(つみ かさ)なりが、堆積層(たいせきそう)を 形成(けいせい)する。
そして そこに 自分(じぶん)が どっぷりと 浸(つ)かり、発芽(はつが)し、根を生(ねを は)やし、微動(びどう)だにしない 存在(そんざい)であると 錯覚(さっかく)する。

しかし 同時(どうじ)に そこには、消滅(しょうめつ)するという 意識(いしき)も 存在(そんざい)している。
はじめは ごく 小(ちい)さな 細胞(さいぼう)であるのだが、様々(さまざま)な 刺激(しげき)を 受(う)けて 成長(せいちょう)していく。
ときどき 触診(しょくしん)してみると、その 大(おお)きさが 変化(へんか)しているのに 気(き)づく。
そして 周囲(しゅうい)の 細胞(さいぼう)を 栄養素(えいようそ)とし 肥大化(ひだいか)する。
肥大化(ひだいか)した 消滅(しょうめつ)は ある時点(じてん)で、外界(がいかい)に 顕在化(けんざいか)する。
そのとき 消滅(しょうめつ)は すべてを 破壊(はかい)し 去(さ)る。
壊(こわ)れることは 一瞬(いっしゅん)で 完了(かんりょう)する。
それ故(ゆえ)に、大(おお)きな 衝撃(しょうげき)が 与(あた)えられる。
それは 悲(かな)しみや 苦(くる)しみや 怒(いか)りを ともなって、波状攻撃(はじょう こうげき)を 加(くわ)えてくる。
その ダメージが 癒(いや)される までには、作り上(つくり あ)げた 期間(きかん)と 同(おな)じくらいの 時間(じかん)を 要(よう)する。

今回(こんかい)HyonGyonの 作品(さくひん)の 前(まえ)で 感(かん)じた 破壊力(はかいりょく)は、これから わが身(み)に 襲(おそ)いかかってくる ものである。
しかしながら、それを 阻止(そし)する 力(ちから)を よしえ虫(むし)は 持(も)ちあわせていない。
できるかぎのことを できるだけする のみである。
posted by よしえ虫 at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2014年09月25日

月と獣のワルツ(つき と けもの の わるつ) 加藤智哉(かとうともや)

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10月1日〜10月12日
(じゅうがつ ついたち 〜 じゅうがつ じゅうに にち)

Gallery, Cafe, Artshop
Black bird White bird

久(ひさ)しぶりに 個展(こてん)の DMが 届(とど)いた。
今度(こんど)は 北白川(きたしらかわ)の ギャラリーである。
来月(らいげつ)の 楽(たの)しみが ひとつ できた。
posted by よしえ虫 at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2014年02月22日

卒展(そつてん)

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精華大学(せいかだいがく)
卒業制作展(そつぎょう せいさく てん)


今年(ことし)も 学舎(まなびや)を 後(あと)にする者(もの)たちが、
成果(せいか)を 報告(ほうこく)する 季節(きせつ)が 来(き)た。

本日(ほんじつ) 足(あし)を 運(はこ)んだのは、
マンガミュージアムである。

精華大学(せいかだいがく)の 卒業制作展(そつぎょう せいさく てん)の 会場(かいじょう)となっている。
館内(かんない)は 子供(こども)、お年寄(としよ)り、出身地(しゅっしんち)を 問(と)わず、
雑多(ざった)な 人々(ひとびと)で ごった返(がえ)していた。

会場案内(かいじょうあんない)を 見(み)ながら、
ZY氏(し)の いる コーナーへ 向(む)かった。

ZY「先生(せんせい) いらっしゃい手(パー)
目この 建物(たてもの) わかりにくいよね〜
ZY「あとで ほかの ボランティアの先生(せんせい)たちも 来(く)るんだけど…たらーっ(汗)
目あぁ、わかるかなぁ〜あせあせ(飛び散る汗)

さて、ZY氏(し)の 展示(てんじ)の 批評(ひひょう)を した。
学生(がくせい)の 作品展示(さくひん てんじ)は いつも、なおざりに なりがちである。
空間(くうかん)と 照明(しょうめい)を 効果的(こうかてき)に 使(つか)いこなせない。

目なんか、パネルが ずれてるし…ダッシュ(走り出すさま)
ZY「まぁ、別(べつ)の 人(にと)に やってもらったから…ダッシュ(走り出すさま)
目そうかぁ〜バッド(下向き矢印)それに、せっかく 縦並(たてなら)びの アレンジに したのにさぁ〜
ZY「それは、ここの壁(かべ)、 ワイヤーが 使(つか)えなかったから…ダッシュ(走り出すさま)

まぁ、いろいろ 困難(こんなん)が あったようである。
会場(かいじょう)の 把握(はあく)は 非常(ひじょう)に 重要(じゅうよう)だ。
作品(さくひん)を 生(い)かすも 殺(ころ)すも、
現地(げんち)での プロデュース力(りょく)が 必要(ひつよう)だ。

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さて、ZY氏(し)の 展示室(てんじしつ)を 後(あと)にして、会場(かいじょう)を まわってみた。
正直(しょうじき)に 言(い)えば、学部生(がくぶせい)の 作品(さくひん)には 期待(きたい)していなかった。
しかし、指導(しどう)が 行き届(ゆき とど)いているのか、どれも 出来(でき)がいいと 感(かん)じた。
そして、自由(じゆう)に 自己表現(じこひょうげん)をし、参観者(さんかんしゃ)も 自分(じぶん)の 好(この)みに 応(おう)じて、自由(じゆう)に 作品(さくひん)を 手に取(てに と)っている。
これが、芸術(げいじゅつ)の 本来(ほんらい)あるべき姿(すがた)ではないだろうか。
評価(ひょうか)することや、点数(てんすう)をつけることなど、できるはずはないのである。
posted by よしえ虫 at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2014年02月02日

林林展(りんりん てん)

先月(せんげつ) 加藤智哉(かとう ともや)氏(し)から はがきが届(とど)いた。
大阪(おおさか)で グループ展(てん)を 開(ひら)くとのことだった。

いつもの 猫(ねこ)の キャラクターの 横(よこ)に、
「都会(とかい)は 迷(まよ)う…」
と 書(か)いてあるのを 見(み)て、ニヤリと せずにはいられなかった。

日々(ひび) 多忙(たぼう)を 極(きわ)めてはいるが、町家解体後(まちや かいたい ご)の 空地(あきち)のように
ぽっかりと 時間(じかん)が 空(あ)いた。

昼(ひる)からの 授業(じゅぎょう)が 終(お)わり、
夜(よる)の 授業(じゅぎょう)までの 間(あいだ)、
大阪(おおさか)に 行(い)ってみる ことにした。
たまには 「迷(まよ)う」のも 悪(わる)くはないだろう。

午後(ごご)の 日差(ひざ)しを 浴(あ)び、
季節(きせつ)に 似合(にあ)わない 暖(あたた)かさを 感(かん)じ、
地下鉄(ちかてつ)の 駅(えき)へ 向(む)かった。
今回(こんかい)は 山科(やましな)から JRに 乗(の)った。
なんとなく 長(なが)く 電車(でんしゃ)に 乗(の)りたい気分(きぶん)だったのだ。

よしえ虫(むし)は 「乗鉄(のりてつ)」である。
「乗鉄(のりてつ)」とは、
電車(でんしゃ)に 乗(の)ることを 愛好(あいこう)する マニア の意味(いみ)である。
よしえ虫(むし)は 車窓(しゃそう)から 景色(けしき)を 眺(なが)めるのが 好(す)きだ。

本日(ほんじつ) 展覧会(てんらんかい)に 足(あし)を 運(はこ)んだのは、
多分(たぶん)に 電車(でんしゃ)に 乗(の)る という欲求(よっきゅう)を 満(み)たす ためでもあった。

会場(かいじょう)には 案外(あんがい) 迷(まよ)わずに 着(つ)いてしまったたらーっ(汗)

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ビルの 2階(かい)に あがって、緑色(みどりいろ)の 扉(とびら)を 開(あ)けた。

加藤智哉(かとうともや)氏(し)は 不在(ふざい)であったので、
内部(ないぶ)の 撮影(さつえい)は 控(ひか)えることにした。

スペースの都合(つごう)も あるかと 思(おも)うが、
小品(しょうひん)が ちりばめられた 展示(てんじ)だった。
ドローイングノートにあった 新(しん)キャラクターの 登場(とうじょう)に 期待(きたい)しつつ 会場(かいじょう)を 後(あと)にした。
加藤智哉(かとうともや)氏(し)の 眼(め)から 放(はな)たれる光線(こうせん)は、 次(つぎ)に 何(なに)を 照射(しょうしゃ)するのだろうか。
次回(じかい)の 個展(こてん)が 待ち遠(まち どお)しい 限(かぎ)りである。

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「林林展」 子供たちの領分
「りんりんてん」 こどもたちの りょうぶん
2014年2月11日まで
2014ねん2がつ11にち まで
posted by よしえ虫 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2013年05月05日

観覧(かんらん) 「虹(にじ)のおはなし」加藤智哉(かとう ともや)展(てん)

授業(じゅぎょう)の 合間(あいま)を 縫(ぬ)って
大阪(おおさか)は 本町(ほんまち)まで 足(あし)を 運(はこ)んだ。
普段(ふだん)から めったに 大阪(おおさか)に 行(い)くことはなく、
また、大阪駅(おおさかえき)付近(ふきん)および 地下街(ちかがい)が
新(あたら)しくなってからは 初(はじ)めての 訪問(ほうもん)だった。

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会場(かいじょう)に たどりつくと、おちついた カフェに 3人(さんにん)の 背中(せなか)が 見(み)えた。
そのうちの1人(ひとり)が 今回(こんかい)の 展覧会(てんらんかい)の 作家(さっか)の 加藤智哉(かとう ともや)氏(し)であった。
カフェの 奥(おく)の ギャラリーに 入(はい)ると、

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猫(ねこ)の 鷹匠(たかしょう)と、猫(ねこ)みたいな 鷹(たか)が 出迎(でむか)えてくれた。
どうやら、今回(こんかい)の キーアイテムの ひとつは『手袋(てぶくろ)』らしい。
猫(ねこ)の 鷹匠(たかしょう)の 手袋(てぶくろ)の 中(なか)の 手(て)は、いったいどんな 企(たくら)みがあるのか…

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猫(ねこ)みたいな 鷹(たか)が 猫(ねこ)の 鷹匠(たかしょう)の 手(て)に 飛(と)んでいった。

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はたして この二人(ふたり)は 仲(なか)がよいのか…?
あれこれ 勝手(かって)な 想像(そうぞう)をして 楽(たの)しんだ。

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狼(おおかみ)の 上(うえ)に うさぎの遺影(いえい)exclamation&question

スケッチブックを めくっていたら 『きになるうま』という 新(あら)たな キャラを 発見(はっけん)した。
次項有馬(うま)は 走(はし)って 走(はし)って、横(よこ)に 伸(の)びていく…。でも、縦(たて)にも 伸(の)びることができるんだ。だから『木(き)に成(な)る馬(うま)』。

自由(じゆう)に 発展(はってん)していく 想像(そうぞう)は、思索(しさく)の中(なか)で 新(あらた)たな可能性(かのうせい)を 手繰(たぐ)り寄(よ)せているような 気がした。

ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)

子供(こども)づれの 一行(いっこう)が 訪(おとず)れたので、急(きゅう)に ギャラリーが にぎやかになった。
しばし後(のち)、加藤智哉(かとう ともや)氏(し)と 言葉(ことば)を 交(か)わし 会場(かいじょう)を 後(あと)にした。

帰り道(かえりみち)…
元来(がんらい) 地下(ちか)が 苦手(にがて)である。
人工(じんこう)の 空間(くうかん)に 方向感覚(ほうこうかんかく)が 惑(まど)わされてしまう。
本日(ほんじつ)も 例(れい)に たがわず、地下(ちか)で さまよった。
梅田(うめだ)の 広大(こうだい)な 地下(ちか)で 疲労困憊(ひろうこんぱい)…
人(ひと)ごみのせいか、疲労(ひろう)のせいか、風邪(かぜ)をひいたようだ。
翌日(よくじつ)から 数日間(すうじつかん)、38度(ど)以上(いじょう)の 発熱(はつねつ)に 苦(くる)しむことになった。
posted by よしえ虫 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2013年04月22日

「虹(にじ)のおはなし」加藤智哉(かとう ともや)展(てん)

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アート
虹のおはなし 加藤智哉 展
(にじ の おはなし   かとう ともや てん)
演劇
4月(がつ)29日(にち)月曜(げつよう)〜5月(がつ)11日(にち)土曜(どよう)
April 29th Mon. 〜 May 11th Sat.
時計
月曜(げつよう)〜土曜(どよう) 10:00〜22:30
             5月(がつ)11日(にち)は 17:00まで
日曜(にちよう)と祝日(しゅくじつ) 12:00〜19:00
ひらめき
カフェ シェ・ドゥーヴル(cafe chef d'oeuvre)
大阪市西区阿波座1-9-12
(おおさかし にしく あわざ)MAP
電車
大阪市営地下鉄(おおさかしえい ちかてつ)
本町駅(ほんまち えき)から くつ3分(さんぷん)


ちょうどゴールデンウィークだし、興味(きょうみ)のある人(ひと)は ぜひ 見(み)に行(い)ってくださいね。
お出(で)かけがてら、休憩(きゅうけい)がてらかわいい智哉(ともや)くんWORLDかわいいを のぞきにいってみてはいかがぴかぴか(新しい)


posted by よしえ虫 at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2013年02月15日

京都市立芸術大学 作品展 2013

きょうとしりつ げいじゅつだいがく さくひんてん 2013
Kyoto City University of Arts Annual Exhibition 2013
2月(がつ)13日(にち)〜17日(にち)
Feb. 13th >>> 17th
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本日(ほんじつ) 授業(じゅぎょう)の 合間(あいま)に、
京都市美術館(きょうとしびじゅつかん)へ 足(あし)を 運(はこ)んだ。
恒例(こうれい)の 展示(てんじ)が 開催(かいさい)されているからである。
さて、皆(みな)さんの 今年(ことし)の 成果(せいか)やいかに?

まずは、≪漆工(しっこう)≫の 部屋(へや)に 足(あし)を 踏み入(ふみい)れた。
入(はい)って すぐ、KSさんの 作品(さくひん)が あった。
よしえ虫(むし)は すぐに わかった。
KSさんの 作風(さくふう)が 存在(そんざい)を アピールしているかのようだった。
『風(かぜ)とともに そして あなたとともに2013』
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植物(しょくぶつ)、そして その風(かぜ)に 揺(ゆ)れる様(さま)を 表現(ひょうげん)しようと 追求(ついきゅう)してきた 成果(せいか)である。
仕上(しあ)がりは 今(いま)までの 多事多難(たじたなん)を 乗り越(のりこ)えてきた 結晶(けっしょう)の ようであった。
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なにか、一つ(ひとつ)の 想(おも)いが ここに 結実(けつじつ)したような、達成(たっせい)されたような、非常(ひじょう)に すがすがしい 気分(きぶん)にさせられた。
KSさんの 今後(こんご)が 楽(たの)しみである。

さて、部屋(へや)の 奥(おく)へと 歩(ほ)を 進(すす)めると…
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なんと、合評(がっぴょう)に 参加中(さんかちゅう)の SNさんを 発見(はっけん)exclamation×2
大(おお)きなSNさんの 後(うし)ろに 隠(かく)れて、小(ちい)さな ZBさんもexclamation×2
しばし、近況(きんきょう)などを 話(はな)したあと、見学(けんがく)を 続(つづ)けた。


羊の骨(ひつじのほね)を 吊り下(つりさ)げた下(した)に、SNさんの 作品(さくひん)が あった。
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羊の骨(ひつじのほね)は まるで、SNさんの 居場所(いばしょ)を 指し示(さししめ)しているかのようだった。
『ありがとうございます』IMG_1769.JPG
何度(なんど)か 図案(ずあん)に 使(つか)われている ある夏(なつ)の夜(よる)の 情景(じょうけい)。
その夜(よる)を、SNさんは≪感慨(かんがい)≫と称(しょう)し、忘(わす)れえない 日本(にほん)での 思い出(おもいで)としている。
よしえ虫(むし)にとっても SNさんは、忘(わす)れえない、かけがえのない 存在(そんざい)である。
一緒(いっしょ)に 泣(な)き、喜(よろこ)び、苦(くる)しんだ 日々(ひび)が、よみがえってきた。
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SNさんの 成長(せいちょう)に 嬉(うれ)しさと、そして 一抹(いちまつ)の 寂(さび)しさも 感(かん)じた。
いつまでも そばにいる…そんな 錯覚(さっかく)さえ 起(お)こしてしまいそうなくらい、SNさんとの 授業(じゅぎょう)は、いつも 深(ふか)く、親(ちか)かった。
しかし、もうすぐ 別(わか)れのときが 来(く)るのだ…


壁(かべ)に 張り付(はりつ)いた、方形盤(ほうけいばん)が 目に入(めにはい)った。
ZBさんの 作品(さくひん)
『Composition I.II』
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作風(さくふう)が 固定化(こていか)した 感(かん)があった。
今後(こんご)も、この作風(さくふう)を 追求(ついきゅう)していくのか、どんな展開(てんかい)を 見(み)せてくれるのか…
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さて、漆工(しっこう)の 部屋(へや)を 後(あと)にして、染色(せんしょく)の 部屋(へや)へ…
漆工(しっこう)の 部屋(へや)とは、うって変(か)わって 彩色鮮(さいしょく あざ)やかな 作品(さくひん)が 並(なら)ぶ。
ぐるりと 部屋(へや)を 一回(ひとまわ)りして、最後(さいご)に 圧倒的(あっとうてき)な 存在感(そんざいかん)を 持(も)った 作品(さくひん)に たどりついた。
KGさんの 作品(さくひん)
『アトランティス』≪三浦賞(みうらしょう)≫
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壮大(そうだい)な 図案(ずあん)に、繊細(せんさい)な 細部表現(さいぶ ひょうげん)に、感動(かんどう)した。
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KGさんらしい 色使(いろづか)いも、深(ふか)みを 添(そ)えていた。
そして、平面(へいめん)でありながら 立体的(りったいてき)に 見(み)えるのである。
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その他(た)の 作品(さくひん)には 見(み)られない、KGさんならではの 技法(ぎほう)だと 感(かん)じた。
KGさん、受賞(じゅしょう) おめでとうぴかぴか(新しい)


更(さら)に 会場全体(かいじょう ぜんたい)を 概観(がいかん)し、再(ふたた)び SNさん ZBさんと 歓談(かんだん)してから、館(かん)を 後(あと)にした。
3月(がつ)で 卒業(そつぎょう)を 迎(むか)える SNさん、KSさんの 成果(せいか)を 高(たか)く評(ひょう)したい。
そして、あと1年(ねん)の 間(あいだ)に、KGさん、ZBさんが どのように 昇華(しょうか)していくのか、見守(みまも)って 行(い)きたいと思(おも)う。
posted by よしえ虫 at 15:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2012年07月16日

『京漆人(きょう うるしんちゅ)』京芸漆工科前期展(きょうげい しっこうか ぜんきてん)

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京都市立芸術大学(きょうといちりつ げいじゅつただいがく)
2012年(ねん) 前期展(ぜんきてん)に 足(あし)を 運(はこ)んだ。
さて、今年(ことし)の みんなの 作品(さくひん)や いかに…

まず、前掲(ぜんけい)の 写真(しゃしん)は
『もやもや No.2』KSさんの 作品(さくひん)。
そこから、廊下(ろうか)の 対極(たいきょく)に 展示(てんじ)された 作品(さくひん)を 遠望(えんぼう)してみた。
このシリーズは、よしえ虫(むし)も 気(き)に入(い)っている テーマである。
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作品全体(さくひん ぜんたい)を 上(うえ)から 吊(つ)って、人(ひと)が 通(とお)ると かすかに 揺(ゆ)れる。
今回(こんかい)は、あらゆる 角度(かくど)から 見(み)られることで、様々(さまざま)な 変化(へんか)が 楽(たの)しめた。
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内側(うちがわ)に 入(はい)ると、また 表情(ひょうじょう)を 変(か)える。
ただ、吊(つ)られている 支点(してん)が 動(うご)きを 妨(さまた)げる 結果(けっか)となり、やや 重苦(おもくる)しさを 感(かん)じずには いられなかった。
せっかく 軽量(けいりょう)な 材質(ざいしつ)を 使用(しよう)しているのに、それが 表現(ひょうげん)し切(き)れておらず 惜(お)しいと 思(おも)った。

階(かい)を 上(あ)がって 和室(わしつ)へ…

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『茶余飯後(ちゃよはんご)』SNさんの 作品(さくひん)。
実(じつ)は この作品(さくひん)を 出品(しゅっぴん)するつもりでは なかったそうだ。
事故(じこ)があって 急遽(きゅうきょ) この作品(さくひん)に なったとのこと。
このタイトルの 意味(いみ)は『茶飲み話(ちゃのみばなし)』である。
つまり、片手間(かたてま)に 作(つく)ったもの ということである。
その点(てん)を 差し引(さしひ)いて 拝見(はいけん)した。
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食後(しょくご)の 食卓(しょくたく)を 表現(ひょうげん)している。
もう少(すこ)し、乱雑(らんざつ)なほうが にぎやかな 雰囲気(ふんいき)が 出(で)て、よかったかもしれない。

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『窓越しの世界(まどごしのせかい)』ZBさんの 作品(さくひん)。
4枚(まい)連作(れんさく)の うちの 1枚(まい)である。
展示方法(てんじほうほう)を 工夫(くふう)したら、もっと 作品(さくひん)が 生(い)きるのだが…
タイトルにも もう一(ひと)ひねり 欲(ほ)しいところ。

今回(こんかい)は、どの作品(さくひん)も 小(ちい)さくて 型破(かたやぶ)りな ものが なかった。
漆(うるし)は 時間(じかん)を かけて 熟成(じゅくせい)させる 素材(そざい)である。
それを 考(かんが)えて 学校側(がっこう がわ)も 配慮(はいりょ)すべきではないだろうか?
複雑(ふくざつ)な 気持(きも)ちを 抱(かか)えつつ、会場(かいじょう)を 後(あと)にした。
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2012年04月28日

山猫(やまねこ)ボレロ 加藤智哉(かとう ともや)

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会期(かいき)が 明日(あす)までとなってしまった 今日(きょう)
ようや足(あし)を 運(はこ)んだ。
以前(いぜん)にも 紹介(しょうかい)した
加藤智哉(かとう ともや)くんの 展覧会(てんらんかい)である。

今回(こんかい)は 大阪府枚方市(おおさかふ ひらかたし)にある
Sewing Galleryで 明日(あす) 4月(がつ)29日(にち)まで 行(おこな)われている。

よしえ虫(むし)が 今日(きょう)を 選(えら)んだのは、
個人的(こじんてき)な 事情(じじょう)も さることながら、
ミュージックライヴが あったためである。

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来場(らいじょう)の ファンの 「カ・ト・ウ!!!」の コールに 応(おう)じて
加藤智哉(かとう ともや)くん 登場(とうじょう)!

気温(きおん)が 高(たか)かったため、
締め切(しめき)った 会場(かいじょう)は
少々(しょうしょう) 蒸し暑(むしあつ)く なっていた。
そこに、冷(つめ)たい お茶(ちゃ)の ふるまいもあり
スタッフの 心遣(こころづか)いに 感謝(かんしゃ)。

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ここ Sewing Galleryで 料理教室(りょうりきょうしつ)を されているという
AOさんの オヤツも 大好評(だいこうひょう)!!!
あっという間(ま)に 完売(かんばい)していた。
ま、甘い物(あまいもの)が 大の苦手(だいのにがて)な よしえ虫(むし)は
食(た)べようとは 思(おも)わなかった。
しかし、かわいいパッケージは ちょっと 気(き)になったのだが…

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好天(こうてん)に さそわれ、庭(にわ)を 散策(さんさく)しようと
窓越(まどご)しに 会場(かいじょう)を 覗(のぞ)いてみた。

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キャッチボールを する 子供(こども)あり…
なんて のどかなんだろう。

タンポポ… ザンネンながら 西洋タンポポ(せいようたんぽぽ)だが…
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今回(こんかい)は、
作家(さっか) 本人(ほんにん)から 多(おお)くのDMを いただき、
本当(ほんとう)に 感謝(かんしゃ)しているところであった。
今回(こんかい) 来(こ)られずとも、
「NYの 自宅(じたく)に 額(がく)に 入(い)れて かざるよ!」
とか、
「こんどは ぜったいに いきます!!!」
とか、
「この絵(え) 欲(ほ)しいです」
とか… 様々(さまざま)な 感想(かんそう)を もらっている。

言葉(ことば)を 越(こ)えて
加藤智哉(かとう ともや)くんの 作品(さくひん)は
存在(そんざい)しているということ なのであろう。
posted by よしえ虫 at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2012年02月10日

京都市立芸術大学 作品展(きょうとしりつげいじゅつだいがく さくひんてん)

授業(じょぎょう)の 合間(あいま)を 縫(ぬ)って、京都市立美術館(きょうとしりつびじゅつかん)に 向(む)かいました。
京都市立芸術大学(きょうとしりつげいじゅつだいがく)の 学生(がくせい)が、1年間(ねんかん)の 成果(せいか)を 発表(はっぴょう)する 展覧会(てんらんかい)を 見(み)るためです。
いつものことながら、授業参観(じゅぎょうさんかん)の 保護者(ほごしゃ)よろしく、ドキドキ ソワソワしながら、入館(にゅうかん)しました。

入り口(いりぐち)を 左(ひだり)に 進(すす)み、漆工(しっこう)の 部屋(へや)へ…

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KSさんの 作品(さくひん)
「だれもこの紐(ひも)を 切(き)る権利(けんり)はない」
命(いのち)の 大切(たいせつ)さを 表現(ひょうげん)した作品(さくひん)。
中(なか)を のぞくと、
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命(いのち)を 象徴(しょうちょう)する 蓮華(れんげ)が 浮(う)かんでいます。
残念(ざんねん)ながら、よしえ虫(むし)が 見(み)たときは、動(うご)いていませんでした。
やはり 仕掛(しかけ)けのあるものは、トラブル対応(たいおう)に 備(そな)えないといけません。
KSさんの これまでのことは、先日(せんじつ)の 様子(ようす)を みれば 一目瞭然(いちもくりょうぜん)です。
しかしながら、この大作(たいさく)を 作(つく)りきれていないと 感(かん)じました。それは、時間(じけん) 技術(ぎじゅつ) 経済(けいざい) 思想(しそう)に おいて、まだまだ 足(た)りない 部分(ぶぶん)が みられるからです。
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背面(はいめん)の 処理(しょり)も もう少(すこ)し 工夫(くふう)できたはずです。
作品(さくひん)の 着想(ちゃくそう)が よかっただけに、完成度(かんせいど)に 物足(ものた)りなさを 感(かん)じてしまいした。

つぎの部屋(へや)へ…
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ZBさんの作品(さくひん)
「白夜(びゃくや)」
材料(ざいりょう)に 比(ひ)して、制作意図(せいさくいと)と 技量(ぎりょう)が 稚拙(ちせつ)な 印象(いんしょう)を うけました。
この作品(さくひん)で なにを 伝(つた)えたかったのでしょうか?

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SNさんの作品(さくひん)
「鏡(かがみ)」
どうやって 鑑賞(かんしょう)したら いいのか わかりませんあせあせ(飛び散る汗)
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あれ?ダチョウの卵(たまご)は?
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なんか ズレているし…
諸事(しょじ)あってのことと 思(おも)いますが、これまでの作品(さくひん)のなかで いちばん よくないと思(おも)いました。
これなら 展示(てんじ)しないほうが…ともダッシュ(走り出すさま)

さて、奥(おく)の 展示室(てんじしつ)へ…
exclamation×2あれはexclamation×2

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KGさんの作品(さくひん)
「祈(いの)る」
四季(しき)の 風景(ふうけい)と 結界(けっかい)。その中(なか)の、大切(たいせつ)なモノの 存在(そんざい)を 感(かん)じさせてくれました。
染職(せんしょく)の 作品(さくひん)の 中(なか)では、いちばん 存在感(そんざいかん)がありました。
人(ひと)が 通(とお)るたびに ゆれるのも、やさしげで 心地(ここち)よく 思(おも)いました。
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後(あと)から 聞(き)いたところによると、この縄飾(なわかざ)りは KGさんの 国(くに)では 妊婦(にんぷ)がいる 家(いえ)に 飾(かざ)るものでそです。なるほど〜ぴかぴか(新しい)
YMさんに 赤(あか)ちゃんが できたんですねハートたち(複数ハート)おめでとうございまするんるん

授業(じゅぎょう)の 時間(じかん)も 迫(せま)ってきたので、急ぎ足(いそぎあし)で 全展示室(ぜんてんじしつ)を 見(み)ました。
やはり、学生(がくせい)の 力量(りきりょう)の差(さ)を 感(かん)じずには いられませんでした。
特(とく)に、漆工(しっこう)では 受賞作(じゅしょうさく)と それ以外(いがい)の 作品(さくひん)で、その差(さ)が 歴然(れきぜん)としていました。
技術力(ぎじゅつりょく)が 劣(おと)るならば、発想(はっそう)で 勝負(しょうぶ)という作品(さくひん)も ありませんでした。

さて、みなさん。次(つぎ)の 授業(じょぎょう)は 覚悟(かくご)をパンチ
posted by よしえ虫 at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition